
友達じゃない、恋人でもない。
第1章 始まり
友達の優梨に、彼氏ができた。
相手は健、2人はお似合いだった。
スポーツのできる健に、一目惚れ…。
アピールを続けて、告白し付き合うことになった。
麻美「いいなぁ、彼氏…。」
優梨「えへへ」
照れくさそうに、微笑んでいた。
でも、そんな日は長くなかった…。
健が浮気をしたと噂が流れた。
真相がわからないまま、健と優梨は別れた。
そして、冬がきた…。
雪が降りやまず、道路は真っ白…。
<ピリリッ>携帯がなった。
メールを見ると…。健からだった
「明日暇?」絵文字もなく、シンプルなメールだった。
暇だったあたしは、「まぁ、暇かなぁ…。」
返事はすぐに来た。
「明日、お前んち行くから。9:30には着くから、またな」
一方的な文章に戸惑いながら、携帯をとじた。
そして、9:30になった。
<ピンポーン>静かな家に響きわたる。
ガチャもちろん、外にいるのは健
麻美「どーぞ」
健 「おぉ」健と一緒にあたしの部屋に入った。
麻美「で、急にどしたの!?」
健は、ベットの上で携帯をいじっている。
麻美「…。あの、用件わ?(汗)」
健「…。」
なんか、イラッとしたあたしはベットから健を落とそうと考えた。
ベットに登って健の背中を押した。
麻美「おりゃッ」
健「わっ」いきなりの事に健はビックリして体勢を崩した。でも、残念ながらベットからは落ちなかった。
