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あと3秒だけ。

第8章 ひとつになるとき。


『有紗・・・。』

再び唇をゆっくりと重ねる。

貴久が、ゆっくりと私の中に入ってくる。


『あぁっ・・・』

『んっ・・・、好きだよ有紗』

『私も・・・大好き。』


ゆっくりと動き始める貴久の腰の動きは

だんだんと早くなる。

ギシギシときしむベッドの音と

2人の荒い息が部屋に響く。

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