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あと3秒だけ。

第8章 ひとつになるとき。


帰り際、彼は私にこう言った。


『有紗、“また”ね。』

『・・・はいっ。では、“また”・・・』


家に着くとLINEが来ていた。

『え?!』

貴久からだった。




【有紗、今日はありがとう。大好きだよ。】

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