過激性癖短編集【BL】
第1章 セフレじゃ嫌だ
キスをしようと顔を近づけると、手で口を塞がれる。
「キスは…浮気になる」
「キス以外なら浮気にならないの?」
「挿れるのも浮気」
亮太の謎の理論にあきれて少し笑ってしまう。
「なにそれ(笑)体中にキスされただけで、こんなにちんぽおっ勃ててる時点で浮気だろ。もう遅いって」
「こ、これはレイプみたいなもん…だから、ノーカウント。…とりあえずキスはだめ」
「キスは、だめ。他は良いんだ」
亮太が目をそらす。良いと言っているんだと俺は受け取った。
「座って」
ベッドの縁に座らせる。
俺は床に座って、ズボンを脱がせる。
「こうやって下からお前見ながらフェラすんのいっちばん興奮する」