過激性癖短編集【BL】
第4章 枕営業
「へえ…そこまでして仕事あげたいんだ」
ただのマネージャーだったら断るかもしれない。けれど俺はマネージャーである前に彼氏だ。
彼氏だからこそ抱かれてはいけない気もするけど。
「舐めろよ」
ベッドから引きずり下ろされて、地べたに跪く。
出されたものを嫌々口に含む。
「その嫌そうな顔もそそるわあ。…てか男とするの初めてじゃないよね。すごい慣れてる」
気持ち悪くて、泣きたくなる。
「もっと奥まで」
荒々しくネクタイを引っ張られる。
「んんっ…」
突然の出来事にむせた。
苦しくて目に涙が浮かんだ。
「口開けとけよ」
頭を掴まれて、腰を振られる。
喉奥まで監督のものが入り込む。
あまりの辛さに監督のズボンに必死にしがみついた。
「そんな涙目でしがみつくとか狙ってんの?すごいムラムラする」