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昭和回想録

第3章 誰よりも・・・。






入り口のガラスが曇っていて見えなかったが風呂場

には5人の客がいた。

年齢的には中高年層ばかりだ。

戸を開けた音で客たちの視線が注がれる。

普通なら一瞬見ただけで視線を戻すのだろうが今回は違う。

俺の横にはいるはずの無い小学6年生の女の子がいるからだ。

ある客は関心がないようなのか視線を戻していたが

何人かは明らかに優子を見ていた。

まるで視姦するかのように頭からつま先まで視線でなぞる。

そして注目は毛のないオマンコ一点に注がれる。

優子も視線を感じたようだ。

胸を隠しながら俺の背中の後ろに隠れた。

だが優子の吐息が俺の背中に当たるほど

優子が興奮しているのを見逃さなかった。

俺は客の死角になる洗い場へ向かった。

お互いのカラダを洗いあうために。

そして秘めた行為のために・・・。



番台からも浴槽からも他の洗い場からも見えないポイント。

俺と優子は並んで腰掛た。

銭湯という公衆の面前で、どうどうと全裸になって

ある意味公然と肌を触れ合える。

こんなスリルに満ちた場所は他にはない。

はたから見れば仲の良い兄妹の洗いっこ。

だが真実は男と女の羞恥に満ちたプレイ。

まずは優子に洗ってもらう。

プラスチック製の洗面器に蛇口からお湯を注ぎ

タオルをくぐす。

そこに石鹸で泡立てる。

そして最初は背中を洗わせる。

優子の父親ともしたことのない行為に優子自身

興味津々といったところだ。

男特有の広い背中。

    
    「こんな感じでいいの?」

    「強さは?」

    「痛くない?」

矢継ぎ早に質問が飛んでくるほどに興味が強いことが分かる。

俺も優子に背中を洗ってもらっている心地よさに酔いしれた。

性行為で感じるものとは違う気持ちよさ。

まんざらでもない。

背中から首まわり、腕、胸へと洗わせて前を向いた。

そして脚を洗わせて終わったところで指を指した。

「ここも洗ってね。」

そう。

そこは赤黒く勃起したチンポだ。

優子は無言で頷き石鹸を手に取り

チンポに手を伸ばした・・・。        




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