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第14章 やきもき
#A
A「じゃ、気をつけてね。 」
N「うん。2人とも部活頑張って。」
M「おーぅ、いってらっしゃい。」
俺らが部活に行く時間にあわせて
帰省するにのちゃんと一緒に寮を出た。
今日からいないんだな、と思うと寂しいかも。
すぐ帰ってくるって言ってたけど。
N「相葉くん、明日から実家だっけ?」
A「あ、そうそう。明日の部活終わったら帰るつもり。オフ短いからすぐ帰ってくるけどね。 」
バスケ部のオフは3日だけだった。
家が地方の連中なんかはオフも帰らずに
こっちで過ごすみたいなこといってたっけ。
N「ふぅ〜ん・・・そっか。 」
A「どしたの? 」
N「いや別に!ほら!部活遅れるよ!」
A「やべっ!じゃあお家ついたら一応連絡ちょうだいね!!いってらっしゃい!」
校門のところでひらひら手を振るにのちゃんに
見送られながら潤と体育館へ急いだ。
もともとは、
にのちゃんも明日実家に帰るっていってたから
一緒に電車で寄り道なんかしながら
実家帰ろうと思ってたんだけどなー。
にのちゃんとまだデートしたことないし。
オフの間、にのちゃんとどっか出かけられないかなー
私服のにのちゃん・・・
どんなかな・・・♡
M「・・・おーい、もどってこーい。 」
A「はっ! 」
とりあえず部活だ!練習だ!
妄想はそのあと!
