無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

千佳「町田君って見た目だけじゃなくて
中身も完璧なんだね…」

男子「あ、でも尚輝、実はあれが苦手で
それ聞いた時はビックリしたよ」

千佳「何、何ですか！？」

男子「実はさ…」

千佳「…」


苦手な物がないと諦めかけた時、朗報が
クラスメートの一人が尚輝の弱点
苦手な物を教えてくれた
それは…


千佳「雷？雷が苦手なの？」

男子「らしいよ」

千佳「その情報、信用出来るんですよね
ガセネタじゃないですよね！？」

男子「１００％本当だって、だってこれ
本人が言ってたもん」

千佳「本人…」


やっと、ようやく見つけたと思ったのに
尚輝の弱点はクラス全員が知る
共通の情報だった


千佳「最悪、やっと奴の弱点を見つけた
と思ったのに…」

尚輝「何、俺の弱点探してるの？」

千佳「っ！？」


いつからいたのか
振り向くとそこに尚輝がいた
尚輝の弱点を探ってた事もバレてしまい
万事休す…


千佳「いや、あの、私は別に…」

尚輝「仕方ないな、特別に教えてやるよ
俺の弱点」

千佳「えっ！？」

尚輝「放課後、俺に付き合ってくれたら
ね」

千佳「…」

尚輝「どうする？」