
痴漢電車
第13章 夜のデート
亘「いただきます」
千佳「…」
亘の前には千佳が作ったお弁当が置かれ
千佳の前には芳恵が作った
豪華なお弁当が…
亘「ほらっ、千佳も食べなって」
千佳「でもこれ」
亘「せっかく作ってくれたのに残したら
悪いだろう?それに俺一人じゃ食べられ
ないし」
千佳「…わかりました…先生のお弁当は
私が責任を持って食べます…」
亘「ありがとう」
千佳「…」
亘に食べて欲しくて一生懸命作ったはず
それを食べるのは申し訳ないが
残すわけにもいかず…
千佳「じゃあ、いただきます…」
千佳が食べる事に…
千佳「…わっ、すごい…」
芳恵が作ったお弁当は彩り豊かで栄養の
バランスもよくかなりの
上級者だった
亘「おっ、唐揚げだ」
千佳「…」
自分も料理には自信があったが全然ダメ
芳恵が作ったお弁当を見たら
恥ずかしくなった
