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痴漢電車

第1章 悪夢の始まり



アナウンス「間もなく電車がまいります
白線の内側に下がって…」

女子「…」


通勤と通学ラッシュで重なる満員の電車
この電車を彼女、寺田千佳は
毎日利用していた


千佳「のっ…乗ります!!」


押し出されないよう必死に乗り込む千佳
電車内は戦争で乗り遅れたら
遅刻してしまう

だから負けられなかった


千佳「ぅうう…」


どうにかこうにか電車に乗る事は出来た
だけど思うように身動きが取れず
押して押され状態…


千佳「…」


苦しいが少しの辛抱
何駅か過ぎれば人の波も引き
運が良ければ座席に座る事だって出来る


もう少しの辛抱…


千佳「…」


だけどその日はいつもと違った


千佳「…!!」


お尻に妙な感触、違和感を感じた千佳
でもこれだけ混雑してるし
たまたま…


千佳「…」


電車が揺れた拍子に触れてしまっただけ
ただそれだけの事だと思った
だけど次の瞬間…


千佳「ッ!?」


スカート中に手を入れられ下着の上から
お尻をグッと鷲掴みされた千佳
勘違いなんかじゃない
これは…


千佳「…っう」


明らかに痴漢行為だった


千佳「…」

痴漢男「…フッ」


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