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痴漢電車

第1章 悪夢の始まり



千佳「…」


突然の事で頭が混乱しどうしたらいいか
正直なところわからなかったが
こういう場合…


①大声を出し助けを求める

②相手の手を掴み痴漢を撃退する

③相手を睨みつける

などなど
撃退方法は色々あるが
千佳は怖くて抵抗すら出来なかった…


千佳「…っう…」

痴漢男「…」


千佳が抵抗出来ないとわかったからか
男は痴漢行為をエスカレート
させていった


千佳「…っあ!!」


最初は下着の上から触れるだけだったが
下着を直すように指を入れると
強く引っ張り上げた


千佳「…や、っ…やだぁ…」


引っ張られた事で下着が股に食い込んで
男にお尻が丸見えの状態に
恥ずかしくて…


千佳「…やぁ…っう…」


スカート越しに男の手を払おうとするが
男と女では力の差があり過ぎて
敵うわけもなく…


千佳「や、めっ…」

痴漢男「何、もしかして…」

千佳「!?」

痴漢男「こっちもしてくれるの?」

千佳「あ…えっ…!!」

痴漢男「…フッ」


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