痴漢電車
第16章 痴漢の末路
あれからどれくらいの月日が過ぎたか
千佳は少しずつだが日常を
取り戻していた
千佳「ぅうう…今日も相変わらず…満員
満員電車だ、狭い…」
相変わらずの満員電車、こればっかりは
何度経験しても窮屈で息苦しく
慣れる事はなかった
千佳「…」
満員電車に揺られる事、数分
それは突然…
千佳「…!?」
突然やってきた
千佳「…っう!!」
太もも、お尻に妙な違和感を感じた千佳
久しぶりに感じるこの感覚
これは間違いなく
痴漢…
千佳「…」
痴漢は立派な犯罪だ
怖かったがちゃんと抵抗しないと
千佳「…っ!!」
痴漢男「千佳…抵抗しないで…」
千佳「…えっ」
痴漢男「俺だから、お願い」
千佳「…先生…本当に先生なの…」
痴漢男「…」
名前を呼びながら痴漢行為を続ける男
顔は確認出来なかったが
本当に亘なのか…
千佳「…」
痴漢男「千佳…このまま…」
千佳「…っ、先生…」
痴漢男「…」