
痴漢電車
第16章 痴漢の末路
痴漢男「入れるよ…」
千佳「っ!?」
怖くて堪らない、声も出せず動けない
痴漢されるのがこんなに
怖いなんて…
千佳「だっ、誰か…」
痴漢男「静かに、少し黙って」
千佳「!?」
痴漢男「大丈夫、すぐ終わるから」
千佳「んん、っ…」
絶体絶命、自業自得だから仕方ない
そう思い諦めかけた
その時…
女性「やめなさい!!」
痴漢男「!?」
千佳「…」
痴漢男「あ、俺は…」
女性「あなたを痴漢の現行犯で逮捕しま
す、観念しなさい」
痴漢男「違う、俺は俺はただ彼女の為に
彼女が痴漢プレイを求めてるから」
女性「黙りなさい!!」
痴漢男「違う、違う…俺は…」
千佳「ハァハァ、っ…」
駅に到着すると男は警察署に連行された
男は連行され目の前から消えた
だけど体が震え…
千佳「…」
女性「大丈夫?」
千佳「…大丈夫…です…」
女性「…」
しばらく震えが止まる事はなかった
