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恭子「千佳、おはよう」

千佳「おはよう、いつもごめんね」

恭子「気にしないで、今度駅前のパフェ
ご馳走してくれればいいから」

千佳「駅前のパフェか…あの店、高くて
有名なのに…」

恭子「ほらっ、早く行くよ」

千佳「はいはい…」

恭子「(笑)」


用事のある時以外、恭子は毎日のように
家から学校まで学校から家まで
送り迎えをしてくれた


千佳「…」

恭子「電車乗れそう？無理なら…」

千佳「ううん、大丈夫…」

恭子「わかった」

千佳「…」


少しずつだったが以前のように満員でも
乗れるようになっていた
だけど時々…


千佳「…！！」

男性「あっ、すいません…」

千佳「…っうう…」

恭子「千佳」

千佳「あ、大丈夫、大丈夫だよ…」

恭子「…」

千佳「…ハァ…っ…」


男の人が後ろに立ったり触れたりすると
心臓がドキドキし体の震えが
止まらなかった


恭子「千佳…」

千佳「…」