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痴漢電車

第4章 わがままな男



亘「おはよう」

千佳「…おはようございます…」


あれから毎日のように
亘との秘密の関係を続けていた千佳

同じ時間、同じ電車に乗り数分だったが
二人っきりの時間、時を
噛みしめていた

だけど…


アナウンス「ドアが閉まります」

千佳「…」


だけど、そんな日が一週間ほど過ぎた頃
突然、亘が電車内に現れなくなった
休みかと思ったが学校には
ちゃんと来ていた


避けられてる?

そう思ったが曖昧な関係故確かめる事も
出来ず無情にも月日だけが
流れていった


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