痴漢電車
第5章 自分の立ち位置
千佳「亘さん…」
亘「?」
千佳「私ならもう大丈夫だから…亘さん
の好きにして…」
亘「ありがとう、千佳」
千佳「…」
亘「でも今日はこのまま…」
千佳「あっ…」
亘「今日はこのまま、こうしてよう」
千佳「…ぅんっ…」
亘「…」
不完全燃焼だった
最初は痛くて溜まらなかったが
慣れてくれば痛みと共に快楽も感じ始め
もっとと願ってしまう
もっと先を知りたい、先に進みたいと
だけど亘は千佳の体を気遣ってか
それ以上求めなかった
千佳「…」
亘「今、お風呂沸かすから」
千佳「あっ、ありがとうございます」
亘「体も辛いだろうし千佳さえ良ければ
今日、泊まってっても…」
千佳「えっ」
亘「なんてね…(笑)」
千佳「…」