悪夢特捜ドリムバン
第1章 悪夢特捜ドリムバン
間一髪、レーザー光線がゼツボウに炸裂した。
ミニスカートの戦闘服姿の女性が走ってきて、今度は銃を剣に変形させてゼツボウを攻撃する。
サングラスのようなメガネをかけているが、ショートカットがよく似合う彼女はきっと美人に違いない。それよりも戦っている彼女のミニスカートがめくれて白いパンツがチラチラと見えるのがたまらない。
「大丈夫?あなたドリムグラスなしでバクモンスターが見えるの?」
「コイツ、バクモンスターっていうのか・・」
空は何となく理解した。バクモンスターといわれるこの怪物は普通の人には姿が見えなくて、ドリムグラスというメガネをかけると目視することができるのだろう。
「とにかく今は逃げるわよ」
ゼツボウが怯んでいる隙に女性はペガサスを呼んで空と楓を乗せて飛び去った。
女性はレーヴの戦士来宮沙織と名乗った。ドリムグラスを外した沙織は思ったとおりキリリとした目が素敵な美人だった。
沙織は喫茶レーヴへと空と楓を案内した。
「ようこそ、喫茶レーヴへ」
店内には少し年配のママがいて空と楓を歓迎してくれた。少し年配とはいえ、長い髪が似合う美人で、スタイルも抜群の淑女といったカンジだ。
女性は空にコーヒーを、楓にはココアを淹れてくれた。
店の奥にはクリスタルな光を放つ扉がある。空は不思議そうにその扉を見る。
「やはりこの扉も見えるのね。間違いなくあなたたちはドリームの持ち主ね」と沙織が嬉しそうに笑う。
「ドリーム?」
空が怪訝そうに聞き返すとママが扉の中へ入るように促した。楓には聞かれたくない話があるのだろうと悟った空はママに従って扉の中へ入る。
ここは表向きは普通の喫茶店だが、バクと戦うために組織された警視庁公認の出先機関レーヴの秘密基地でもある。
今、空が入った扉は秘密基地への入り口であって、ママや沙織のように登録をした人でなければ普通は見たり触ったりできないのである。
「わたしはレーヴの司令官如月玲子よ、よろしくね」
基地には今空と玲子しかいない。この密室で玲子は話を続ける。バクという人の心の傷につけ込んで悪夢を植えつけて、やがては悪夢と現実を入れ替える恐ろしいモンスターたちが人間を狙っていて、自分たちはその恐ろしいバクと戦うために組織されたレーヴであることを説明した。
ミニスカートの戦闘服姿の女性が走ってきて、今度は銃を剣に変形させてゼツボウを攻撃する。
サングラスのようなメガネをかけているが、ショートカットがよく似合う彼女はきっと美人に違いない。それよりも戦っている彼女のミニスカートがめくれて白いパンツがチラチラと見えるのがたまらない。
「大丈夫?あなたドリムグラスなしでバクモンスターが見えるの?」
「コイツ、バクモンスターっていうのか・・」
空は何となく理解した。バクモンスターといわれるこの怪物は普通の人には姿が見えなくて、ドリムグラスというメガネをかけると目視することができるのだろう。
「とにかく今は逃げるわよ」
ゼツボウが怯んでいる隙に女性はペガサスを呼んで空と楓を乗せて飛び去った。
女性はレーヴの戦士来宮沙織と名乗った。ドリムグラスを外した沙織は思ったとおりキリリとした目が素敵な美人だった。
沙織は喫茶レーヴへと空と楓を案内した。
「ようこそ、喫茶レーヴへ」
店内には少し年配のママがいて空と楓を歓迎してくれた。少し年配とはいえ、長い髪が似合う美人で、スタイルも抜群の淑女といったカンジだ。
女性は空にコーヒーを、楓にはココアを淹れてくれた。
店の奥にはクリスタルな光を放つ扉がある。空は不思議そうにその扉を見る。
「やはりこの扉も見えるのね。間違いなくあなたたちはドリームの持ち主ね」と沙織が嬉しそうに笑う。
「ドリーム?」
空が怪訝そうに聞き返すとママが扉の中へ入るように促した。楓には聞かれたくない話があるのだろうと悟った空はママに従って扉の中へ入る。
ここは表向きは普通の喫茶店だが、バクと戦うために組織された警視庁公認の出先機関レーヴの秘密基地でもある。
今、空が入った扉は秘密基地への入り口であって、ママや沙織のように登録をした人でなければ普通は見たり触ったりできないのである。
「わたしはレーヴの司令官如月玲子よ、よろしくね」
基地には今空と玲子しかいない。この密室で玲子は話を続ける。バクという人の心の傷につけ込んで悪夢を植えつけて、やがては悪夢と現実を入れ替える恐ろしいモンスターたちが人間を狙っていて、自分たちはその恐ろしいバクと戦うために組織されたレーヴであることを説明した。