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こじらせた初恋

第19章 続きの物語

智 side







智「ちょっと待ってちょっと待って!もう無理だよ!体痛い!」



翔「あ、すいません」



必死に訴えると翔くんは素直に俺から離れた。



なんだよ元気だな。



俺は腰が限界。











翔くんと出会ってどれだけたったろう。



翔くんを好きになってどれだけたったんだろう。



智「…翔くん」



翔「ん?」



いつも足枷のような気持ちを抱いてたけど。



今は、その気持ちを大事にとっといてよかった。



そう思わせてくれたんだ、翔くんが。













智「一緒に住む?」



翔くんがガバっと起きる。



翔「俺も今そのこと考えてた」



智「だったらここは狭いから引っ越さないとね」



ふふふと笑うと、翔くんも笑う。









いつかの未来の事。



その中に翔くんがいる。



そんなこと夢にも思わなかった。






まだまだ始まったばかりだけど。



俺らはずっと一緒だよね。



翔くん。











智「おやすみ」



ちゅっ。



翔くんのほっぺたにキスをした。



翔「ふふ。恋人みたい」



智「恋人だもん」










-end-



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