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うちの社長が酷すぎる!

第2章 新しい会社で

「まっ、待ってください!」

二人の間に割って入る。
2人は驚いて一瞬だけ興奮が冷めたようだった。

「な、なにでそんな…怒ってるのか分かんないですけど、暴力は駄目です!!」

目を瞑って訴えると、周りが静まる。
片目を開けて様子を伺うと、周りの人は私を見て目を丸くしていた。

…だって、暴力になったら洒落にならないし!
迷惑かかるし…って、なんで皆止めようとしないの!?

「………そ、そうだな」
年上の方が、若い社員に頭を下げた。
「確かに…すまなかった。」
「や、こっちこそ………」

取り敢えず丸く収まったみたい…
ホッとしたのも束の間で、私は若い社員に腕を掴まれて食堂を出させられた。

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