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うちの社長が酷すぎる!

第4章 知ってしまった


「…………おい、それー…」

稀乃の首元に触れる。
稀乃は急に触れられたからか驚いていたが、俺の指が赤い跡に触れてることに気づいたのか飛び退く。

「…っあ、その…そ、そう彼氏で…」
「…彼氏?遠距離だろ…?あの距離じゃ一日では来れないだろ…」

じゃあ誰だ?まさか…海叶の野郎か?
稀乃をこんなふうにした奴に腹が立って仕方が無い。
…勿論、なぜ腹が立つのか自分でもわからなかった。

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