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私は、不倫相手?セフレ?それとも…

第2章 タイプじゃなかったはずなのに!

「とりあえず、家の前で立ち話も変だし乗れば?」

「確かに(笑)ねぇ、前?後ろ?」

「は??何が?」

「だから、乗るのにどっち?」

「前に、決まってんだろ。おもしれえオンナ」

「だって、既婚者だし、会社のクルマだから…」

「そんな、心配しなくてええし」

そう言って、笑っていた…
とりあえず、助手席に乗ると香水の匂い…
おまけに、スーツ姿カッコイイし…
完全に、ロックオン状態…
飲み会の時は、タイプじゃなかったのに…

「なんか、大人しくなったけど大丈夫か?」

「あっ、うん大丈夫よ。ねぇ、いつもスーツ?」

「バラバラかな…取り引き先によってはカジュアルな服装だけど…なんで?」

「スーツ着たら、この前の飲み会の時と別人に見えるから…」

「スーツ似合うだろ?(笑)」

「はいはい、とても似合ってます(笑)」

「うわっ、その心がこもってない言い方、ヒドイの~(笑)」

そんな言い方しないと、私の気持ちがバレそうだった…

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