無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

肩越しに視線を落とすと

彼女のお尻が見える

それを背景に掌の中の少し湿った布切れを

彼女が見えない場所で開く

まるで抱き合いながら携帯を弄るように

彼女を無視して他事をする

薄いピンクの柔らかい布

大事な部分を隠す布

隠れたおしゃれ

少しゴワゴワと指ざわりが悪いところがまた

何かの意図を感じさせる

きれいにたたまれた

人差し指を突き入れて

折りたたまれた布を開く

途端、ずるりと生暖かい湿っぽさとともに

指が滑る

指と布の間に

粘液が糸を引いた

先輩の分泌物

まだうっすらと体温の乗った

彼女の生理現象が

ぺったりと触れる一面に付着していた