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溺れてみたい

第1章 一


もしや、放置プレイ?

椎名の顔を見ると緊張するから、天井ばかり見てしまう。

そのまま声が耳に入ると、私は椎名が変わり者なんだと確信を持った。



「おやすみ、由来ちゃん」


……本当に寝るのかよ。

変な男。

見た目通りで、裏切らない。







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