*蜜恋*
第1章 *危険なアイツ*
……次の日……
俺は琴音をバイトが終わってから、
いつもの喫茶店に呼び出して居た。
……俺は考えたけど……
琴音に言うなら早い方がいいと、
思ったから……
朝イチで琴音にLINEをして、
琴音の今日の予定のお伺いをしておいた。
……俺の気持ちの中に……
琴音以外の誰かが存在するのに、
もう俺は琴音を愛してはやれない……
今日は珍しくシフト上がりの時間が、
同じだったから琴音と二人で、
喫茶店に来た。
今日は平日だったから客も、
そんなに居なかったからある意味、
助かった。
……だって琴音はきっと泣くだろ……
……俺にはもう琴音の涙さえ……
吹いてやる事が出来ないから……
そして俺達は一番奥の席に座った。