*蜜恋*
第2章 *別離*
明後日俺がバイト先に行ったら、
琴音はもう居なかった。
『おはようございます。店長。早見は?』
『あー、昨日で辞めたんだよ。突然。
良く働いてくれたから残念だよな。』
『……そうなんですか……』
『あれ、お前彼女なのに何も知らないの?』
『……ああ、俺達別れたんです……』
『……えっ、そうなんだ?……まあ、
お前はイケメンだから直ぐに次の彼女、
出来るだろ。笑。まあ、頑張れよ。』
『……はあ(^ω^;);););)……有難うございます。』
と、店長なりに励ましてくれて笑った。
……琴音マジで辞めたんだな……
俺のせいだよな。ほんとにごめん、琴音。
……と、俺は心の中で琴音に詫びて居た……
琴音は決断が昔からめちゃ早い奴だから、
琴音がこうと決めたらいつも琴音が、
実行するのはめちゃくちゃ早いんだよな。笑
……今回も決断早過ぎ。笑……
……あー、俺の元カノってカッコ良過ぎ。笑……
……琴音何処に居ても幸せに過ごせよな……
……別れたと言っても……
俺が一番愛した女に変わりは無い……
……琴音の幸せを願うばかりだ……