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*蜜恋*

第2章 *別離*



バイトが終わって俺は部屋で寛いで居た。


『彩音♥ただいま☆』


俺は彩音にラインを入れた。そう、
彩音とはあれからどうにかラインを、
毎日するまでの関係にはなって居た。

電話も彩音の旦那さんの目を盗んで、
どうにか出来ていた。
琴音と別れた事も彩音にはもう話して居た。



『……私のせいね…』



……って彩音は詫びて居たけど……

『それは違うよ。彩音のせいじゃ無いから。』


と、俺は言って居たけど彩音は俺に対して、
罪悪感があるみたいだった。



『……マジで違うんだけど……彩音が、
そう思うならずっと俺と一緒に居て……』


と、一度だけ彩音に甘えた事がある。
彩音はただ笑って居ただけだったけどww


……でも俺は少なくとも彩音も……
少なくとも最初の出会いの時よりは、
俺に気持ちが傾いてる絶対の自信があった。


……だってそうじゃなきゃ俺と毎日……
ラインなんかしないだろ。


……だから俺はある日思い切って彩音を……
旅行に誘ってみたんだ。

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