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既成事実作ってやるよ

第4章 運命へのカウントダウン7


『司、仕事終わるの早かったんだね』



「つぐみが遅いんだろ?
残業だったのか?」



何も変わらない、いつも通りの態度の司。



『うん・・・』



「夕飯作ったから早く部屋着に着替えろよ」



『うん』



司はいつも優しかった



ドジをしても笑って手を差し伸べてくれる人だった。




そんな彼に今からあたしは・・・


大事な話をしなくてはいけない。




部屋着に着替えてテーブルを見ると、

あたしが大好きなカルボナーラが置かれてある





あたしのために作ってくれたんだね。

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