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既成事実作ってやるよ

第4章 運命へのカウントダウン7


「冷める前に食べよう」



『うん』




そう言えば、燕さんはちゃんとご飯食べてるのかな?



隙があれば燕さんのことばかりを考えてしまう




ーパチンー




『何!?』



司はあたしの目の前で両手をパチンと鳴らした




「ボーっとしてるから」




『してないよ。

カルボナーラ頂きます』



「どうぞ」



フォークで麺を巻きつけてスプーンですくって口に運んだ




『美味しい』



「良かった」




実は食欲なんてこれっぽちもない


頑張って口に運んで飲み込んだ

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