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既成事実作ってやるよ

第4章 運命へのカウントダウン7

司は立った状態で頭を下げた




「ごめんなさい。
もう二度と傷つけないから・・・

信じられないならスマホの中身を見せたって構わない。

入籍の日を先延ばしにしたって構わない


もう一度だけ信じてほしい」




『司、頭上げて。

話の続きは後にしよう
仕事遅刻しちゃうから』




話し合うことが必要だと思った


今までだってどんな時も話し合って二人で乗り越えてきたもん。


けど今回は少しだけ厳しいかもしれない・・・




昨日の燕さんの言葉で“結婚する気がない”ことを再確認したから。

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