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胡桃のエッチな恋愛事情

第6章 椎名佳祐の事情

「もぉ…こんな話しちゃったら身体が
疼いちゃう~。今夜佳祐にお願いして
みよ~っと」


陽菜は大きな胸をテーブルに押し付ける。


「椎名くんて、どうしてお金とるの?」


これもひとつの疑問だった。


「目的があってお金を貯めてるんだって。
それも私には関係ないことだけど。
でも好きな女から金とらないって。
てか、そんなの当たり前じゃんね」


陽菜はケラケラ笑った。


佳祐は私のこと

本当に好きなの?


自問自答を繰り返す。


「陽菜は椎名くんのこと好きじゃないの?」

「私ぃ?ないない!佳祐のテクが好きなだけ。
佳祐に本気になる女なんているわけ
ないじゃん」

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