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胡桃のエッチな恋愛事情

第49章 椎名佳祐の帰国①

「斗真……」


私に背を向けている斗真専務に

後ろから抱き付いた。


「どうして私を佳祐の元へ行かせるの?」

「俺の秘書としての仕事だ」


斗真専務は抱き返してくれるどころか

振り向いてさえもしてくれない。


「答えになってないよぉ……」


斗真専務の背中に頬をすり寄せ

更に強く抱き締めた。

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