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胡桃のエッチな恋愛事情

第56章 椎名佳祐の帰国⑦

「唇の感触……匂い……胡桃だろ?」

「佳祐……」

「こうして目を閉じていたって
おまえのことは分かる。おいで……胡桃……」


私はたまらなくなり佳祐に抱きつくと

強く私を抱き返した。


「いいのかよ……斗真専務は……」

「ぅん……」

「そっか……」


佳祐はそれ以上何も聞かず

目は閉じたまま私の身体を優しく撫でた。

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