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胡桃のエッチな恋愛事情

第61章 椎名佳祐の帰国⑩

「そんなことより……どうするの?」


本来修羅場になってもおかしくはない

この状況で私は不思議と冷静だった。


それは多分佳祐が初めて見せる

狼狽えてる姿のせいだろう。


「どうするの?」


もう一度

佳祐に問い掛けた。


「クルミ!クスケーヲイジメナイデ!」


アリスが佳祐の前に立ち塞がる。

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