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胡桃のエッチな恋愛事情

第12章 ビジネスホテルでの情事

仕事が終わり職場を出た途端に

雨が降りだした。


このくらいの雨なら……と駅まで走る。


次第に雨が強くなり

あっという間に全身ずぶ濡れになった。


定休日の不動産屋の軒先を借り

ハンカチで拭きながら

雨宿りをしていた。


「胡桃?」


顔を上げると傘をさしている

宏樹が立っていた。

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