テキストサイズ

胡桃のエッチな恋愛事情

第2章 居酒屋での情事

「今から客んとこ行ってこいだってよ!
ったく何時だと思ってんだよ!」


宏樹が不機嫌そうに立ち上がった。


「行っちゃうの?」

「胡桃起きてたのかよ。これが一課の宿命だ。
いいよな~二課はお気楽で」


宏樹は二課の椎名くんを横目で見る。


「だろ?で……戻って来ないのかよ」

「戻らん。おまえらは……帰るだろ?」


いくら友人だとはいえ

女好きの椎名くんと彼女である私を

この場に残して帰るのは不安だろう。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ