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胡桃のエッチな恋愛事情

第3章 椎名佳祐と中年女の情事

その女性は椎名くんの姿を

見つけたと同時に

椎名くんに歩み寄り添い

私を横目でチラッと見た。


「30分くらいなら……いいですよ」

「フフッ……充分よ」


椎名くんはポケットから

財布を取り出すと千円札を抜き取り

それを私に手渡した。


「そこにファミレスあるから30分くらい
時間潰して」


そう言い残すと

その女性の肩を抱き部屋へと入っていった。

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