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胡桃のエッチな恋愛事情

第27章 温泉宿での情事③

苛つきながら私は寝入ってしまった。


「……ません」


ん?


「すみません」


本田さんが遠慮がちに私に声を掛けていた。


「すみません。御主人寝てしまったみたいで」


相良部長はいびきをかきながら眠っていた。


「まだ15分ほど時間が残っていますが」

「そのまま寝かしといていいですよ」


この後のことを考えたら正直ホッとした。


相良部長にはもう抱かれたくない。

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