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胡桃のエッチな恋愛事情

第28章 温泉宿での情事④

『のぼせてきちゃった。平井くんは?』


相良部長の奥様が立ち上がる。


『俺はもう少し』

『そう……ではお先に』


平井常務だけが露天風呂に残ってしまった。


平井常務は私の顔なんて

当然知らないだろう。


かといって「あッ、ど~も~」という具合に

裸のまま平井常務の横を

通過なんて出来るわけない。


そもそもここは女湯だ。

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