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胡桃のエッチな恋愛事情

第28章 温泉宿での情事④

「私がそこに隠れていたのは
気付いてたんですか?」


作り物の岩場を指差す。


「温泉宿に来て部屋に居なかったら
風呂しか考えられんだろ」


確かにそうだ。


「他に聞きたいことは?」

「常務と相良部長の奥様の関係って……」


平井常務は笑いだした。


「矛盾してるよな。君らと同じだよ。
でもなぁ」


今度は顔をしかめる。

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