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「胡桃……こっちにおいで」


私は布団の上にちょこんと正座した。


「新婚の初夜みたいだな」


佳祐は手足をジタバタさせ笑い出した。


「いいよ！新鮮で！すっごくいい！」

「そんなに笑わなくても……」


私が拗ねると寝転がっていた佳祐が起き上がり

私を抱き寄せると唇を重ねた。


「ホントに……ホントに可愛いよ、胡桃……」

「佳祐……ホントにホント？」


佳祐に可愛いと思われたい。