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胡桃のエッチな恋愛事情

第32章 平井常務との情事

平井常務の横に立つと肩を抱かれた。


一緒に夜景を眺める。


「常務って高所恐怖症ですか?」

「違うよ」


微かの震えが

肩を抱く平井常務の腕から

伝わってくる。


怖いんだ。


これから独りでやっていくことが。


いくら平井常務といえども不安なんだ。

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