テキストサイズ

胡桃のエッチな恋愛事情

第1章 椎名佳祐との情事

「ちょ……ちょっと待ってよ」


入社以来

椎名くんと初めて交わした会話だった。


課が違うことも去ることながら

愛想が無く、ぶっきらぼうな椎名くんを

私は苦手としていた。


「チッ……謝っただろが」


椎名くんは舌打ち交じりに

コーヒーまみれで倒れている

私を見下ろした。


椎名くんて怖いし苦手だわ……

ストーリーメニュー

TOPTOPへ