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胡桃のエッチな恋愛事情

第1章 椎名佳祐との情事

私は無言でばらまかれた

コーヒーカップを拾い上げ

トレイに乗せ給湯室に戻った。


廊下に溢れてしまった

コーヒーを吹こうと

タオルを何枚か用意していると

「手伝うよ」と

無表情の椎名くんが

いつの間にか給湯室の中に居た。


「……ありがとう」


私は椎名くんにタオルを手渡した。

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