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胡桃のエッチな恋愛事情

第34章 ホテルの一室での情事①

「すッ……すみませんッ……ごめんなさいッ」

「こんなオジサンに冗談でも嬉しいよ」


斗真専務はニッコリと微笑んだ。

常務室に向かう私にくれた笑顔と

同じモノだった。


斗真専務と私は12歳もの年齢の差がある。


「オジサンだなんて思っていません」


実際のところ斗真専務は30代前半に見える。


「佐伯さんは、男を悦ばせるのが上手だね」


斗真専務の身体だって悦ばせること

出来ますよ。


「そんなことないです。私なんて……」


謙遜する。

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