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胡桃のエッチな恋愛事情

第38章 佳祐と斗真の事情

━━━━━━━━現在━━━━━━━━


「もう2時か……」


胡桃の残り香や温もりが

佳祐の腕の中にはまだ残っている。


それらを全て噛みしめながら

斗真専務に電話を掛けた。


「こんな時間にすみません」

「椎名くん、あけましておめでとう」

「あ……おめでとうございます」


年が明けたことすら気付かなかった佳祐。

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