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~羞恥学園~

第4章 大浴場




髪を洗っている時だ。



ガラガラッ



やば…誰か来ちゃった!



「おい、誰か入ってんじゃん」

「今日から入った一年か?この時間は三年以外は入っちゃいけないって生徒の中で決まってんだけどなぁ?」


二人入ってきて、私は急いでシャンプーを流してタオルを押さえた。


「ん?女子だ」

「あぁ、今年の一年に一人いるらしいな」

「あのっ…ごめんなさい…お風呂の時間の事知らなくて…すぐに出ます…」


急いでその場から出ようとすると、二人が私の前に立ちはだかった。


「結構可愛いな?」

「三年以外は入れないけどお前はいいよ」

「おい、女子だからって特別扱いするのは禁止だろ」

「女子とか関係なく仲良くすりゃ、仲良い後輩は入れてやっても問題ないだろ」

「それもそうか。仲良くしようぜ」

「あ……わ、私……も…出ます…」


その先輩達は少し素行が悪そうな雰囲気でなんだか恐かった。


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