
~羞恥学園~
第6章 体育
Tシャツの長さがあまり長くなくて…前を隠そうとするとお尻が丸出しになってしまう。
でも…前が見えるよりはマシかもしれない。
「ククッ…心結のお尻可愛いじゃん」
パシッ
「やっ…叩かないで……」
後ろにいた男子にお尻を叩かれる始末だ。
「スキンシップじゃん、ノリ悪いな?折角仲良くしてやろうとしてんのに」
「…」
すると、体育の先生がやって来て授業が始まった。
「佐倉のパンツとズボンの件は聞いている。体育の授業中は漏らすんじゃないぞ!」
「ふぁい…」
「ん?…佐倉?お前、また規則違反をしていないか?」
「へ…?キャッ!」
なんと、先生が前に来て私のTシャツをバッと持ち上げた。
「やっぱり!下着はパンツとシャツ以外は認めていないというのに、ブラジャーをしているじゃないか!」
「そんなッ!そんな規則知りません!」
「ちゃんと書いてあるぞ!過去にブラジャーを着用して授業中にふざけていた生徒が出て以来決まった規則だ!お前がちゃんと読んでいないだけだ!」
「そんな……」
「没収だ!ここで脱ぎなさい!」
またもっと変な事されちゃうかもしれない…
私は急いでブラジャーを外してTシャツで胸を隠した。
「ふッ…可愛いおっぱいだな…あんな小さいならブラなんていらねぇじゃん」
「まだこれからデカくなるんだろ?」
ブラジャーは先生に取られてしまった。
