
~羞恥学園~
第8章 放課後
放課後。
ズボンとパンツが乾いてやっと制服を着ることが出来るようになった。
しかしブラジャーの着用は校則違反になってしまうので、先生に全部没収されてしまった。
ブラジャーを先生に全部預けた後、私は赤山君を探していた。
昨日この学校に来てから私はおトイレに満足に行けていなかった。
赤山君にだってチェックされるのは嫌だけど、またお漏らし出来ないしたくさんのクラスメートに見られるよりは…
探していると、自販機の近くで近藤君達とたむろっているのを見付けた。
「あの…赤山君……」
「あ、心結ちゃんじゃん」
「ちょっと……いいかな?」
「ん?」
「おい。赤山に用件があるなら俺達の前で話せよ」
そう言ってきたのは近藤君だ。
うぅ…怖い…
「心結ちゃんどうしたの?」
赤山君は私の手を掴んで、顔を覗き込んだ。
「……おトイレに行きたくて」
近藤君達はニヤニヤしながら私の事を見る。
