テキストサイズ

イチャコラミックス

第6章 盛夏に聞こえる鳴き声

ズブズブ、ビチャビチャ、打ち込む度大きな液音が聞こえてくる。
「ゆめ…激し、もっとゆっくり。」
「らって…晴一さんの…気持ち、いいからァ…ぁあ、あ…。」
「うっ」
奥の方で、ギュッと1度締め付けられる。まるで抜けるなと言わんばかりに。
「ぁ…」
と同時に晴一も溜まりに溜まりまくっていた子種達を子宮に放出した。
って書くと生命爆誕みたいでワクワクするけど、要は二人仲良く昇天したという事で。

「はぁ、はぁ…はぁ。」

窓の向こうからアブラゼミの鳴く声が聞こえる。彼らは今まさに命を繋ぐための求愛行動を行っているのだ。一週間という儚い命が、急かしているのだろう。鳴け、呼べ、番え、繋げろ…と。

ペニスが膣から抜かれると同時、ドロリと透明と白濁が混ざったものが零れてきた。
どうしよう、まだ、まだ。

「由芽、もう一回いいか?」
「もちろ…ん…っ、あ、あ…あ。」

今度は由芽をベッドに倒す。両脚を抱え、まだ硬いそれをあてがうと一気に押し込む。
腰をうちつける度、胸が揺れた。
膨らんだ先端がツヤツヤと誘ってくるから、晴一は遠慮なくそれを口に含む。含んで舌で転がす。
「一緒…ダメぇっ…」
由芽が甘い声で鳴く。

可愛い、可愛い、可愛い。

六つ下の恋人が、百年前からの愛しい人が、今自分のすぐ側にいる。
このまま時間が止まればいいのに。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ