テキストサイズ

イチャコラミックス

第6章 盛夏に聞こえる鳴き声

「へへ気持ちよくなっちゃ…はうっ!」
手が自由になったので由芽の腰を掴み、己の股間に押し付ける。腹筋で起き上がり、そっと口付け、耳元で囁く。
「由芽、全部脱いで。」

彼女はそのまま立ち上がると晴一の目の前でショートパンツと下着を同時にゆっくりと下ろした。
細く柔らかな陰毛が、窓からの光に当たってキラリと光る。あ、ヤバい窓空いてた。
晴一は手の平を窓に向け水を放つ。水は膜になり窓を覆う。光の屈折を利用した目くらまし。これなら外からは見えない。
「おいで」
晴一がそう呟くと由芽は再び腰を落とし薄い唇にキスをした。
晴一は由芽の唇に舌を添わせ、形のいい歯列をなぞり、上顎をなでた。両手で肩甲骨、背骨となぞり、尻まで辿ると形の良い張りのある尻を堪能する。
由芽は声を殺すように息を漏らす。
股間では麦茶ではない水分が染みてきていた。
あ、まだパンツ履いてたっけ。
「由芽、腰上げて。」
「ん…」
あげた瞬間、トロリと股の間をつたう。
指ですくい上げ、出処を確認すると
「ぁあっ…」
「すげぇ、ヌルヌル。触る前から柔らかくなってる。…中気持ちい…もう、入れていい?」
「はぁ、はぁ…」
「それとも…自分で入れる?」
入口をクルクルと指で掻き回すと由芽は背中を反らせながら小さく「いれる」と漏らした。
「キスしながらできる?」
晴一はトロリとした由芽の瞳を愛おしそうに見つめ、口付けした。
由芽の手が晴一の熱くなったものをにぎる。
同じく熱くなった入口にあてがうとゆっくり腰を落とす。
「あっ、や…ぁあ…ん」
内壁を擦られる快感。圧迫され、口を塞がれる苦しさすら気持ちいい。
「由芽、ごめん。俺早いかも。」
正直入れた瞬間出そうだった。
ゴムしてないし。
「い、いです…よ。気持ちいいって事でしょ?」
由芽がニッコリ微笑む。
「でも一回抜いていい?ゴムしよ。」
「中出し…して欲しい。アレ、して欲しい。」

アレ、とは中に出したあと晴一が己の能力でもって自ら放った精子を取り出す事である。
塊がニュルリと出てくる快感を、由芽は何度か経験している。

「お前、アレほんと好きだよな。」
悪戯っぽく晴一が笑うと、由芽もへへへと笑った。
「アタシも…もう、イっちゃ…ぁ、あ…」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ